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保険工房ハヤシから、さまざまな情報をお届けします。2017.07.21
ゲリラ豪雨に備える
最近『ゲリラ豪雨』と言われる局地的な大雨が各地で発生しています。
車で走っていると一定の場所だけ急激に雨が降ったり、自分のいる場所は全く雨が降っていないのに、隣の市では水害や河川が決壊していたりと私たちもいつどこで豪雨による水害に遭遇するかはわかりません。
ゲリラ豪雨に備えるためにはどのような点に注意すればいいのかをまとめてみました。
◎避難する際の注意点
避難する際の服装は
・靴はひもで結ぶタイプの運動靴
※長靴は中に水が入ると重たくなり、体力が奪われるので✖
・傘よりも合羽
※両手が使えますし、傘だと倒れてケガするおそれがあります
いざ避難!
水の中を歩ける限界は
・成人男性・・・約70センチ
・成人女性・・・約60センチ
※もちろん個人差があるので『無理だ』と感じたら高いところに移動して救助を待ちましょう
水の中を避難するときの注意点は
・必ず傘など棒状の物で歩く前方をチェックしながら避難
※浸水によりマンホールの蓋が外れていたり、側溝に気づかないなんてことも
・避難をするには車の方が安全??
※早い段階ならOKですが、場合によっては渋滞に巻き込まれで逆に非難が遅れたり、さらに視界不良や道路冠水により二次災害の危険性も
これまで避難方法のお話をしてきましたが、その前にできることもあります!
◎事前準備
・避難経路の確認を
※各市町村のハザードマップを常備、機会があれば避難場所まで実際に歩いて確認
・防災グッズの用意
※特にトイレは下水が詰まったりと使用不能になる可能性大!簡易トイレをなるべく上階に
・火災保険の補償内容を把握
みなさんの火災保険は【水災】に対応していますか?
補償対象になっていれば水災による損害もカバーできます
※ただし支払いには床下浸水などの条件があるので確認が必要です
家財道具も補償対象になっていますか?
畳・絨毯・布団や家電製品など水に浸かると再利用が難しいものもあります
これらの損害は【建物】のみの補償では支払対象外になります
まずはご自身の火災保険で何が補償対象なのか?
どこまで補償してくれるのか?
一度、保険証券を見て確認して下さい
そして『内容がわからない』ということであれば何なりとご相談下さい
最後に
今後もし実際に避難することがあれば今日お知らせしたことを思い出してください!
・・・というのも差し迫った状態ではなかなか難しいですよね?
となると普段から家族で【避難する際の注意点】について話し合っておく必要があります
とすれば結論、今日お話しした内容は全て事前準備になりますね。
やはり事前準備はすごく大事です!備えあれば憂いなし!!