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保険工房ハヤシから、さまざまな情報をお届けします。2017.04.21
春の火災
春に発生する住宅火災の原因で多いのが『ガス・電気設備機器』による火災です。
新年度ということで調理器具の使い方を知らない若い方の火災が特に多いとか。
実際に多く発生している事例は・・・
◎天ぷら油による火災
天ぷら油は340度に達すると”自然発火”します。
何かから燃え移るのではなく、この温度を超えた時点で大きな火柱が上がります。
さらにここで消火の対応を誤ると大変なことに!
昔からよく聞く【水をかけて消火する方法】・・・【×】
油の方が水よりも軽いため、かけた水は油の下へ。
そこへ急激に温度が上昇しすると”水蒸気爆発”が起きて油が飛び散り大惨事になります。
次に【布を上から被せる方法】・・・【×】
布を被せると一旦消えたようにみえますが油の温度自体は下がってないことが多く、消えたとみせかけて再び発火する可能性があります。
結果、天ぷら油火災の消火には消火器以外の方法はないそうです。
普段から住宅用の消火器を備えておいた方が良さそうですね。
②スプレー缶による火災
春になるとみなさん大嫌いなゴキブリが出始めるころです。
夕飯を作っているとコンロの近くにゴキブリが!!
『これを逃してはいけない!』と慌てて殺虫剤を使用したところ、ガスコンロに引火してしまったなんてこともあるそうです。
テレビで実験映像を見ましたがガスバーナーのように激しく燃えていました。
その他にも電子レンジによる爆発火災や、IHクッキングヒーターによる火災なども多いそうですよ。
新社会人の方は仕事や人間関係など慣れない環境の中での生活が続き、家に帰るとぐったり。そのまま料理してるのを忘れて・・・なんてことがあるのかもしれません。
新社会人のみなさんお気を付けくださいね!
もちろん火災保険の手配もお忘れなく!!